ターンバックルは回ったけど…
2017-09-03


陸送完了後の翌週土曜日。

 無事、緩めることができたターンバックルを持ち、艇に向かう。
 アッパーステイを少しきつめに張り、メインハリーヤード端がターン
バックルの取り付け位置からどれ位の高さになるかをメジャーで
図りながら左右の傾きを調整する。

 左右の長さが等しくなったら、ロアステーを締める。
 調整完了!!…と思いきや、右舷側のワイヤーはピンと張るが、
左舷側はターンバックルを締めきってもワイヤーが弛む。

 『?????何で、アッパーステーの調整ミスった?!』

 アッパーステーの長さを計り直してもほぼ同じ。
 よ〜〜〜っく、観察すると…
 「左右でターンバックルの止め位置が逆だ!!」

 落胆するも、このままでは走ることができないので、左舷側の
ステーをすべて取り外す必要がある。
 『このまま緩めたら、マストが倒れる…どうしよう』
 と悩んだ結果、

 『マストを起こす時に使ったスピンハリヤードを使えば何とかなる!』

 と、アイデアが浮かび実行する。
 スピンハリヤードをステーを左舷側のトーレールに掛け、ウィンチを使ってテンションをかける。
 急いでターンバックルを外して、アッパーステー、ロアステーの順で取り付ける…成功した。

 「さて、これから調整だ!」と言うときにはタイムリミット。
 雨も降っている。
 作業を中断して帰路に付いた。

 まだまだ、帆走は先になりそうです。
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