補機(船外機)の整備(その1:インペラ交換)
2020-02-16


補機(船外機)のほとんどは水を利用して発動機(エンジン)の冷却を行っています。
その水を汲み上げるのがインペラと呼ばれる部品です。

この部品が破損すると冷却水を汲み上げられず発動機がオーバーヒートします。
もしオーバーヒートが海上で発生すると……寒気が止まりません…

早速ドライブ部分を取り外します。
ドライブを固定しているナットを緩め、プラスティックハンマーで慎重にドライブを叩き下ろしていきます。

少し下がったところでマイナスドライバーでこじってさらに下ろします。
WEB等では船外機のドライブシャフトが固着するトラブル等の記述が有り、ドキドキしながらの作業でしたが、

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無事ドライブが下がってきました。

シャフトのキーを取り除きプレートの下側も確認したかったのですが、キーを外せず、プレートを外すことが出来なかったので確認は断念しました。

禺画像]

塩が吹いている部分をスポンジたわしでこすり塩を落とします。
新しいインペラを組み付け、元通りに組付け作業終了。

後日、試運転を行って正常動作を確認します。



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